これまでの人生の中で、きちんとお子さんと向き合ってこられましたか?
人は漫然と毎日を過ごしている人もいれば、目標を持って人生を謳歌している人もいます。
その差は一体何なのでしょうか。
大人は全員自分の目標を持って生きているでしょうか?
目標を持って生きることを選択していない大人が子供たちに、
目標を持って生きることを教えることができるでしょうか。
目標を持たずに生きている人は、毎日が充実しているでしょうか?
目標を持たないで生きることの不幸を理解している人は少ないかもしれません。
そのことさえ、気が付いていないかもしれません。
目標を持たずに生きることは、広い大地で地図を持たずに旅をするようなものなのです。
自分はどこへ向かっているのか、どこへ行こうとしているのか、その道は正しいのか、
まったく分からない。
その為に、先の見えない不安を感じ、小さなことでイライラし、行く方向が定まっていないために、
簡単に方向転換し、あるいは進むことすらできずに、立ち止まってしまうかもしれません。
今の子どもたちの状況が、そうなのかもしれません。
もしかすると、保護者である皆様がそうなのかもしれません。
子どもたちと向き合う前に、まず、保護者の皆様に自分自身と向き合うということを
お願いすることになります。
目標を設定すると、行く方向が決まる
目標を設定すると、世界が広がるような気がします。
しかし、目標設定しただけでは、充分ではありません。
行き先は決まっていますが、どうやって行くのか?
が、明確になっていないからです。
どうやって行くのかを明確にしない限り、前に進むことが出来ません。
そうして、目標を設定しても意味が無いと考えてしまい、
結果、挫折してしまうことになるでしょう。
このことは現在の子供たちが抱える様々な課題とも合致するのではないかと考えます。
目標達成の為の行動計画を立てると、迷わず進むことができるようになる
うさぎとかめの物語に登場するかめは、目標を「頂上まで登ること」に設定しました。
それではうさぎはどうだったのでしょう。
うさぎももちろん、目標を「頂上まで登ること」に設定したはずです。
同じ目標にも関わらず、なぜ、うさぎはかめに負けてしまったのでしょうか?
かめは、「頂上まで登ること」という目標に、「どうやって登るのか?」を考えたのです。
そしてかめは、「脇目をふらず、まっすぐに頂上へ登ること」という行動計画を立てたのです。
一方、うさぎは、ただ「頂上へ登ること」だけを設定し、“どうやって登るのか?”を
考えていませんでした。
目標を持ち、取り組むことは素晴らしいことです。
しかし、どうやって達成するのかを考えない人が数多くいます。
目標を設定したら、後は勝手に達成するかのごとく、行動を起していない人が数多くいます。
どうやって目標を達成するのかを計画し、その計画に基づいて進めていくことで
ようやく達成するものだということを知っているようで、実践できていないのが現実なのです。
ご自身の目標を持ち、行動計画を立てていますか?
目標を持って生きることを子供のころから学ぶことで、
目標を持たずに生きる状況とは全く違った人生を選択することができます。
様々な体験をし、自ら考え、目標に向かうことの過程で、大いに悩み、
周りの人に助けられながら、自ら答えを導き出す。
そして自分で設定した目標に向かって進み、それを達成したときの達成感、
喜び、充実感は、この上ないものになります。
このような前向きの感動を感じて生きていますか?
もし、答えが「NO」ならば、子どもたちが迷うのも仕方ありません。
親が見本を示さなければ、子どもたちは、何を見本に人生を計画していくのでしょうか?
面接は、保護者の方が対象です
このHABITZ(はびっつ)高等部 久留米キャンパスでは、入学するために面接を行います。
子どもたちへの面接ではありません。
保護者の方の面接になります。
保護者の方が、自分と向き合うための面接になるとお考えください。
保護者であるあなたが、まず自分自身と向き合ってみる。
真剣に、子どもたちと向き合う覚悟を決めるならば、向き合う相手は、
あなた自身なのです。
あなたが変われば、子どもたちは変わります。
あなたが目標を持って、行動すれば、子どもたちも、目標を持ち、行動できるようになります。
ここは、子どもたちの居場所であると同時に、親御さんたちの自分自身と向き合う
場所でもあります。
自分自身と向き合うということ
自分と真剣に向き合おうとすると、見たくない部分が見えてきます。
辛くて、苦しくて、逃げたくなるかもしれません。
そんな時は、いつでも、相談に来て下さい。
一人で悩む必要はありません。
あなたの一番の味方である子どもたちもいます。
今からでも、大丈夫です。
お気軽にご連絡ください。